子どもの鼻水・鼻づまり|病院へ行くべき目安とは?|風の子クリニック|北九州市若松区の小児科・小児皮膚科・産後サポート

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子どもの鼻水・鼻づまり|病院へ行くべき目安とは?

子どもの鼻水・鼻づまり|病院へ行くべき目安とは?|風の子クリニック|北九州市若松区の小児科・小児皮膚科・産後サポート

こんにちは。風の子クリニックです。

子どもたちの体調不良に関して、よくご相談をいただくのが「鼻水」や「鼻づまり」です。

「鼻水が出てるけど病院に行ったほうがいいのかな?」
「風邪かな?薬を飲んだほうがいい?」

子どもの場合、鼻水が出ていても元気なことが多く、受診のタイミングや薬を飲ませるかどうか、幼稚園や学校を休ませるかどうか、迷いますよね。

そこで今回は子どもによくある「鼻水が出た時」の対処法や受診のタイミングについてお話ししていきます。

子どもの鼻水はよくあること

まず、子どもの鼻水・鼻づまりが続くことはよくあることです。鼻水には体内に入ったウイルスや細菌を体外に排出する役割があります。
子どもの体は未熟で、抵抗力が低いため細菌やウイルスに感染しやすく、鼻水が出ることが多いのです。
また、子どもの鼻は小さく、鼻水の通り道も狭いので鼻づまりも起こしやすくなっています。

子どもの鼻水の種類と色の意味

子どもの鼻水症状には様々な種類があり、それらの原因もそれぞれ異なります。

・水のようにダラダラと出続ける
・鼻づまり
・色のついた鼻水
・ドロドロした鼻水

受診の必要性を見極めるためにも、まずは鼻水がどんな状態であるかを観察することも重要です。

子どもの鼻水に色がつく理由は?

子どもの鼻水が黄色く見えるのは白血球が混じっているからです。白血球は体内に入ってきた細菌などの体に悪いものを排除するはたらきがあります。
そのため、細菌感染している時の鼻水は黄色に見えるのです。
しかし、風邪などのウイルス感染の治りかけの鼻水にも、戦い終わった白血球の死骸が混じっていて黄色く見えることがあります。

なので、「黄色い鼻水=細菌感染=抗菌薬が必要」とは限らないので、黄色い鼻水が出ているからといって、必ずしも抗菌薬を飲まないといけないわけではありません。

子どもの鼻水で病院を受診する目安は?

子どもの鼻水や鼻づまりは、他に症状がなければ、基本的には緊急性のないものがほとんどです。
ただし、次のような症状が同時に見られる時は、診療時間内に病院へ受診をしましょう。

・発熱がある
・鼻水・鼻づまりが1週間以上続く
・咳を伴う、喉が痛い
・食欲がない、ミルクの飲みが悪い
・眠れない

子どもの鼻水は小児科?もしくは耳鼻科?

子どもの鼻水・鼻づまりであれば、小児科と耳鼻科、どちらを受診されてもかまいません。

ただし、下痢や発疹、喘息などを併発している場合、耳鼻科では対応できないこともあるので、そういった場合は小児科の受診をおすすめします。

鼻水・鼻づまりだけで前述した症状がなくても、鼻水を吸引するだけで鼻の通りがよくなって、眠りやすくなったり、ミルクが飲みやすくなったりします。

まとめ

子どもの鼻水・鼻づまりはよくあることとは思いながら、苦しんでいる我が子を見ると早く病院に連れて行かないといけないのではないか、と不安に思いますよね。

体が未熟な子どもは感染症にかかりやすく、鼻水が出やすいですが、お家で様子見でも大丈夫なことも多いのは事実です。

しかし、鼻水以外の症状が出ている場合や、食欲や睡眠に影響が出ている場合は、病院を受診して吸引をしたり、お薬を飲んだりした方が重症化を防げます。

子どもの鼻水や鼻づまりだけでなく、体調に不安がある時は、いつでもお気軽に風の子クリニックに受診されてくださいね。